キッチンで発生する水漏れの原因と対処法 -やまぐち水道職人 -山口県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

キッチンで発生する水漏れの原因と対処法

2021年06月12日キッチンの水漏れ

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1 パッキンの劣化が原因の場合

2 排水パイプと排水管の接続部分にあるナットの緩みが原因の場合

パッキンの劣化が原因の場合

排水トラップとシンクに取り付けられている部品のゴムパッキンが劣化することで、水漏れの発生につながります。
ゴムパッキンは金属と金属の隙間に取り付けられているパーツです。
凹凸から水があふれてこないように隙間を埋める役割を果たしています。

しかしこのパッキンが劣化してしまうと、ゴムが固くなってしまい空間が生まれ、そこから水があふれてきてしまいます。
ゴムパッキンはホームセンターなどで購入可能なため自力で交換することも可能です。

・古くなったゴムパッキンを新品の物に交換する方法
パッキンの交換には工具を使用しないので、新しいパッキンさえ用意できれば誰でも付け替えることが可能です。
手が汚れないように作業するときはゴム手袋を着用しておくと安心です。

排水トラップとシンクを接続しているナットを緩めます。
手で回すだけでも緩められます。
排水トラップを持ち上げることで、古くなったゴムパッキンが見えてくるはずです。
これを取り外し事前に用意した新品のゴムパッキンに付け替えてあげましょう。

取り付けに成功したらこれまでと逆の工程で、外したパーツなどを元に戻していきます。
ナットを締め直したら水を流してみて、水漏れが発生しなければ作業完了です。

排水パイプと排水管の接続部分にあるナットの緩みが原因の場合

シンク下をチェックすると排水パイプと排水トラップの接続部分に、ナットが取り付けられていることが確認できます。
サイズが大きいので分かりやすいはずです。

このナットが長期間使用しているうちに緩くなってしまうことで、接続部分に空間が生まれてしまい新下に水があふれてしまうのです。
これが原因であれば緩くなっているナットを締め直すことで症状が改善されます。

排水ホースがずれてしまった場合

排水ホースは床下にある排水管に差し込まれる形で取り付けられています。
シンク下には収納スペースがあるので、調味料や料理をする際に使用する調理器具を保管しているご家庭も多いでしょう。
これらを取り出すときなどに誤ってホースに接触してしまうことで、差し込まれていたホースが抜けてしまうことがあるのです。

抜けて状態で放置していると、どんどん水があふれてしまい床が水浸しになってしまいます。
シンク下にあることから排水管から抜けたタイミングで発見できないと、床に水があふれてくるまで気づかないことも珍しくありません。

排水管に差しなおすことで水漏れを止めることが可能です。
注意点として慎重に差し戻さないと、ホースが破損してしまうこともあるので気を付けましょう。

排水管に詰まりが発生した場合

水漏れの発生箇所が排水管の場合には、排水管の内部で詰まりが発生している可能性があります。
水漏れを解消させるには、内部で引き起こされる詰まりを解消することが大切です。
詰まりは油汚れや食べ残し、石鹸カスなどが合わさり蓄積されることで発生します。
接続されているナットを緩めることで排水管の取り外しが可能です。

ただし取り外した後に元の状態に戻せず、作業の途中で何かしらの部品を破損させてしまうと、別のトラブルを引き起こすリスクもあります。
安全に詰まりを取り除きたいときには、排水口から詰まりの原因を取り除く方法をおすすめします。

・重曹とクエン酸を使用して詰まりを解消する方法
排水口から詰まりを取り除くのであれば、重曹とクエン酸を組み合わせて汚れを落とす方法が効果的です。
クエン酸はお酢で代用できることもあり、ご家庭に残っている分があることも多く、お手軽に実施できる点もメリットです。

重曹を1/2カップ、お酢を1カップ用意したら作業を始めていきましょう。
まずは排水口に重曹を振りかけていきます。
このときしっかりと全体にいきわたるように、満遍なく振りかけることがポイントです。

重曹をかけ終えたらその上にお酢を注ぎ込んでいきましょう。
これらが合わさることで化学反応が起こり発泡します。
反応が起こっても身体に悪い影響は与えませんが、もし狭い空間で作業されているのであれば人によっては気分が悪くなってくることもあるため注意が必要です。
換気をしながら作業するなどの対策を講じてみましょう。

この泡が排水管に付着した汚れを落としてくれるので、この状態で少し時間をおいてください。
時間が経過したらお湯で泡を洗い流して作業完了です。
詰まりが解消されることで水漏れも一緒に解消されるので、水を流してみて排水管の状態をシンク下からチェックしてみましょう。
水漏れが発生していないようであれば作業完了です。