床や天井で水漏れが起こる原因と対処法について -やまぐち水道職人 -山口県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

床や天井で水漏れが起こる原因と対処法について

2021年06月12日水漏れのトラブル

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床下で水漏れが発生する原因

床下に水漏れが発生している場合には、原因に考えられる箇所が2つあります。
発生の理由には共通している点もあるので、発生箇所を把握し早い段階で対処できるようにしておきましょう。

・排水管が原因になっているケース
排水管で水漏れが発生してしまう原因には、長期間の使用による劣化が挙げられるでしょう。
腐ることによる劣化や、破損のリスクが高まるといった点に注意が必要です。
何らかの影響を受けてひび割れて、破損してしまうことも考えられます。
穴が空くなどのトラブルが発生すると、その部分から水があふれてしまうのです。

その他、排水管に詰まりが生じ、ゴミなどが逆流することによる水漏れです。
もともとゴミが溜まりやすい箇所ではあるのですが、台所の排水管などであれば食べ物屑や調理で使用した少量の油などが蓄積されることで、詰まりが発生します。

・蛇口が原因になっているケース
排水管と同じく長期間使用していることによる劣化は避けられません。
蛇口の内部にはさまざまな部品が取り付けられているのですが、劣化することで本来の役割を果たせなくなるのです。
内部に取り付けられている部品の一つであるパッキンの劣化はよくあるパターンです。
金属と金属の間に挟まり隙間を埋めているのですが、劣化でゴムが固くなり空間が生まれてしまうことでそこから水があふれてしまいます。

天井で水漏れが発生する原因

天井から水があふれてくるときには水道管が破損している可能性があります。
長年使用していることによる劣化だけでなく、冬場に気温が低くなることで凍結が発生し、これをきっかけに破損してしまうことも珍しくないでしょう。
強い地震の発生などでも破損してしまうことがあるので、注意が必要です。
これは天井ならではのトラブルですが、雨漏りが原因になるパターンもあります。

水漏れの発生が雨天時に限定される場合は、十中八九雨漏りが原因となっています。
台風が発生する時期には注意が必要です。
また、築年数の古い建物ですと雨漏りも発生しやすいことは覚えておきましょう。
屋根や外壁に亀裂が入っているなどのトラブルが想定されるので、チェックしてください。

最後は戸建ての2階にお風呂などが取り付けられているご家庭や、マンションにお住まいの場合に起こるケースになりますが、上階で水のトラブル発生です。
特にマンションですと管理会社への連絡が必要になってくることもあります。

水漏れを放置することで起こる二次被害

これらの水漏れを放置した際に気を付けなくてはならないのが、二次被害の発生になります。
なかでも危険なのが家電などに触れて漏電が起こる場合です。
状況によっては火災が発生するなど命にかかわる事態に発展しかねません。
近隣の住宅へも影響を及ぼす可能性があるので、水があふれていることに気が付いたら家電を安全な場所に移動させてください。

シロアリやカビの発生も注意が必要です。
どちらも湿気を好むので、水漏れ発生後はこれらが繁殖するリスクが高くなります。
カビは部屋中に広がることも想定されますし、シロアリも繫殖のスピードが速いので駆除にかかる費用も高額になってしまうでしょう。

もし壁紙やフローリングにカビが発生してしまうと、張り替え工事などが求められ出費も大きくなります。
水に長時間浸っていることで建物の劣化や腐食にもつながるでしょう。
地震への耐性が下がってしまうことも考えられます。

天井であれば状況が深刻だと落下の恐れもあり大変危険です。
一見少しの量に見えても、常に水が流れ続けている状態にあります。
水道代が高額になることが予想されるため、急な出費にも対応できるようにしておきましょう。
どのケースにおいても長く放置すればするほど、状況が深刻化することは確かです。
水漏れに気が付いた段階で自力での修理はできなくても、すぐに専門業者に連絡するなどの対処を忘れないようにしてください。