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トイレの床をきれいにする掃除方法を解説!いつもきれいにしておく方法も

2022年05月10日 トイレのトラブル


トイレ掃除をするときに床も一緒に掃除していますか?便器や便座の掃除はしっかりするものの、床掃除はおおろそかになっていませんか。

実は床には埃や尿、皮脂など目に見えにくい汚れが溜まっています。便座周りだけではなく、床も定期的に掃除をしなければ雑菌の温床となってしまいます。

この記事では、トイレの床掃除にあると便利な道具、トイレの床が汚れるメカニズムと掃除手順などを解説します。

トイレの床掃除にあると便利な道具

トイレの床掃除をする際に便利なアイテムを紹介します。それぞれどのようなゴミや汚れに有効なのか見ていきましょう。

■掃除機
トイレの床には髪の毛や埃が落ちています。それらを取り除くために、まず掃除機をかけましょう。衣服を上げた際に衣服についていた髪の毛や埃が落下し、意外と溜まっています。

■トイレ用掃除シート
掃除機で髪の毛や埃を取り除いた後に掃除機では取れなかった汚れを掃除シートで取り除きます。

■クエン酸スプレー
クエン酸スプレーはアルカリ性の汚れに強く、除菌・消臭効果があるのでトイレ掃除に最適。クエン酸スプレーを汚れの箇所に吹きかけ、拭き取りましょう。

ただし、床の素材がフローリングであればコーティングがはがれてしまうことがあるので注意してください。天然大理石床材にも使えません。

■メラミンスポンジ
汚れが黄ばんだり黒ずんだり、簡単に取り除けなくなってしまったときはメラミンスポンジが活躍します。床の素材によっては傷が付く恐れもあるので注意しましょう。

トイレの床はなぜ汚れる?原因を解説

トイレの床はいつの間にか汚れが蓄積しています。

トイレの床が汚れる原因は主に「尿の飛び散り」「皮脂」「埃」です。

男性や子どものいる家庭では「尿の飛び散り」が多く発生します。立ってトイレをすると、便器内に狙いを定めていてもどうしても飛び散った尿が床に落ちてしまい、気づかぬうちに尿が黄ばみや尿石汚れの原因となってしまうのです。

また、裸足でトイレに入っていると、皮脂が床に付いて蓄積されると徐々に黒ずんでいきます。トイレマットやスリッパを使用することで、皮脂汚れは防げるでしょう。

「埃」はトイレットペーパーや衣類からの落下で溜まっていきます。飛び散った尿や皮脂の上に埃が落ちると、汚れが取りに憎くなったり雑菌が繁殖したりしてしまいます。

トイレの床をきれいに掃除する方法

トイレの床掃除に便利なアイテムを紹介しましたが、どのような手順で掃除をすれば効果的なのでしょうか。効果的なトイレの床掃除手順は次の通りです。

1. 掃除機で埃や汚れを取り除く
2. 掃除シートで手前から奥に向かって拭く
3. 便器と床のつなぎ目を念入りに拭く

この工程は約1分で行えるので、日々の習慣にしておくと衛生的なトイレを保てます。

なお、臭いが気になるときは上の工程にプラスしてクエン酸スプレーを活用すると良いでしょう。黒ずみ汚れが発生しているときは、メラミンスポンジが活躍します。黒ずみ汚れをメラミンスポンジでこすり、とれたカスは掃除機などで取り除きましょう。

トイレの床にはさまざまな材質があります。材質によって特徴が異なるので、掃除の仕方も注意が必要なこともあります。トイレの床材が「クッションフロア」であれば、お手入れは簡単です。水や汚れに強いビニール素材で、掃除シートで比較的汚れが取りやすいです。

ただ、静電気が発生しやすいので埃が溜まりやすいというデメリットもあります。掃除機でこまめに埃を取り除きましょう。「フローリング」は、湿気に弱いのが特徴です。

さらに、洗剤や掃除道具によっては表面のコーティングに傷をつけてしまうことがあるので注意してください。有効な掃除手順は次の通りです。

1. 掃除機で埃を取り除く
2. ぬるま湯に中性洗剤をたらす
3. 雑巾をひたし、固く絞って手早く拭く
4. 雑巾を水で絞り、拭く
5. 乾拭きをする

フローリングは湿気に弱いので短時間で済ませましょう。

「タイル」の床は、耐久性が高くメラミンスポンジや塩素系漂白剤が使用できるのが特徴です。タイル表面の汚れは、中性洗剤を見ずに薄め、そこにひたした雑巾を絞って拭き掃除をした後、水で絞った雑巾で拭きます。

それでも取れない汚れはメラミンスポンジで削り取りましょう。目地の汚れは、塩素系漂白剤が有効です。

トイレの床を日ごろからきれいに保つ方法は?

トイレの床を日ごろからきれいに保つには、こまめな掃除をすることが大切です。

しかし、なかなか時間がとれない方にとっては至難の業ですよね。トイレの床を掃除するハードルを下げるには、次のことを試してみてください。

■男性も座ってトイレをする
立ってトイレをするとどうしても尿が床に飛び散ってしまいます。

座ってトイレをするのが難しいときは、用をたしたあとに床の拭き掃除をお願いすると良いでしょう。トイレは家族で使用する場所なので、掃除も協力しながら行うべきです。

■トイレマットとスリッパを置かない
トイレマットやスリッパは裸足でトイレを使用したときの皮脂汚れを防ぎますが、掃除をする際にいちいちどかすのは面倒です。

また、尿の飛び散りは床だけではなくマットやスリッパにもかかるため、こまめに洗濯を行わなければなりません。トイレマットとスリッパを置くのをやめれば、これらの欠点が解決します。また、これに加えて便座カバーも使用をおすすめしません。

便座カバーには必ずと言って良いほど尿が飛び散ります。

そのままにしておくと雑菌の温床になってしまうので、どうしても使用したいのであれば毎日洗濯することをおすすめします。

■サニタリーボックスを置かない
サニタリーボックスは掃除の際に邪魔な上に、生理用品が溜まると雑菌が発生し、悪臭が漂い始めます。放置しすぎると虫が湧いてしまうこともあるので注意が必要です。

サニタリーボックスをどうしても置きたいのであれば、毎日ゴミを捨てることを心がけましょう。

■掃除用具はワンアクションで取れる場所に置く
高い棚の上やトイレの外など掃除用具が取り出しづらい場所にあると、トイレ掃除へのハードルが上がってしまいます。

すぐに取り出せる場所や目につきやすい場所に置くことで、トイレ使用後にさっと掃除をすることができます。生活感の出にくいボトルにトイレ掃除の洗剤を入れておくなど工夫をして、掃除道具を取り出しやすい場所に置きましょう。

まとめ

今回は、トイレの床掃除にあると便利な道具、トイレの床が汚れる理由と掃除手順などを解説してきました。

トイレの床はトイレ掃除で忘れられがちですが、意外と汚れが蓄積してしまう箇所です。

トイレの床がなぜ汚れるのか、理由を把握しておくことで、いかに床が汚れているのかがわかるでしょう。

トイレの床掃除は、そこまで面倒な作業ではありません。しかし、床にものが置いてあったり、掃除道具がすぐに取り出せない場所に置いてあったりすると掃除への意欲がなくなってしまいます。

できるだけトイレの床を掃除するハードルを下げ、こまめに掃除をすることで清潔なトイレ空間を維持しましょう。

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