台所の水の濁り方ごとによる原因と対処法について -やまぐち水道職人 -山口県の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

水のコラム

台所の水の濁り方ごとによる原因と対処法について

2021年03月24日キッチンのトラブル

やまぐち水道職人6

台所の蛇口から濁った水が出て、驚いたことはあるでしょうか。家庭の中でも衛生的な面により気をつけたい場所であるため、万が一の場合どのような処置が必要か、知っておくことが大切です。また、原因を知ることで生活の中で行えるちょっとした予防などもあるでしょう。今回は、濁った水が出てしまう原因とその対処方法についてまとめました。

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1 さまざまな濁り方の特徴とその原因

2 台所の水のトラブルはやまぐち水道職人へお任せ

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さまざまな濁り方の特徴とその原因

水の濁りと言っても、さまざまな原因があり、それによって色などの特徴が変わります。大まかに3種類が考えられるでしょう。

・白く濁った水の場合
蛇口からお湯を出したときに白く濁っている場合があります。冬に多く起きる状態ですが、冷たい水に溶けていた空気が急激に暖められることによって膨張し、蛇口から一気に出るときに空気が弾けて気泡が発生します。それによって、白く濁って見えるだけの状態です。しばらくすると気泡は消えるので、濁っていたように見えるのも消えます。もちろんそのまま飲んでも問題はありません。

・白い水が出続ける場合
白く濁ったように見える水とは違い、時間をおいても濁りが消えず、白い水が出続ける場合もあります。それは、老朽化した水道管から亜鉛や鉄が溶け出していることが原因です。水道管の老朽化が激しい場合は、臭いにも異変を感じる状態であることが多いでしょう。この場合は水道管を交換する必要があるので、早めに業者へ相談することをおすすめします。また、お湯を出しても白い水が出続ける場合は、給湯器が原因であることも考えられます。水道管と同様に汚れが溜まっている可能性や、給湯器自体の故障の可能性もあるので、業者に連絡するようにしましょう。

・赤や茶色に濁った水の場合
赤や茶色に濁った水が出る場合は、バイプ内に蓄積されたサビや泥などの汚れが原因であることが多いです。これは、水道管の工事などの際に泥が水に混じってしまって、一時的に濁っている状態ですので、水を流し続けることで改善します。ただ、マンションなど集合住宅の場合は貯水タンクというものがあり、その中で異物が入っているなどトラブルが起きている可能性があります。一定時間、水を流し続けても改善しないようであれば、管理会社に相談してください。

・黒や青色の水が出る場合
前述のケース以外に、黒く濁ったり青く見えたりする水が出ることもあります。青く見える場合、ほとんどが光の屈折の加減でそう見えており、濁りとしての問題はありません。なお、稀に配管に銅が使用されていて、給湯器の劣化から水に溶けてしまい薄い青色に見えることもあるようです。この場合は業者に相談をするようにしましょう。

また、水道管の中の二酸化マンガンが水に含まれる塩素と反応して黒い二酸化マンガンが発生します。これが水道管に付着して溜まっていくと、水が流れることで二酸化マンガンが剥がれるのですが、これが水が黒くなる原因です。水道管内の問題になるので、業者ではなく水道局に一度連絡することをおすすめします。

・台所の水栓とトラブルについて
ところで、台所の蛇口まわりで起きるほかのトラブルとして、水栓や蛇口からの水漏れがあります。水の濁りとはまた異なり、二次被害を引き起こしやすい問題のため、対処法をご紹介します。

・レバー式水栓の場合
左右上下がなめらかに動かせるタイプの水栓を、レバー式水栓と言います。水を出したり止めたりするのも、水とお湯の切り替えも無段階に動かせるため、レバーの下部に若干のあそび部分があり、そこから水漏れが起きることがあります。主な原因はバルブカートリッジの内部の不具合です。自分で交換ができるこの内部の部品を取り換えることで改善するでしょう。

・ハンドル式水栓の場合
以前は主流だったハンドル式水栓の場合、水漏れが起きるのはハンドルの下の部分です。緩んでしまったナットを締めなおしたり、結合部のパッキンを交換したりして修理できます。こちらも自分でできる作業です。掃除の際などにチェックしてみるのも良いかもしれません。万が一、それでも水漏れが改善しない場合は、業者に相談をしてみましょう。