水のコラム
トイレの取り替え費用はいくら?相場や内訳を解説

トイレの取り替え費用は、便座のみを交換するか、便器本体まで交換するかによって変わります。また、追加工事の有無も費用に影響するため、事前に確認するのがポイントです。
この記事では、トイレの取り替えにかかる費用の目安や内訳、工事内容をトイレの種類別に紹介します。
工事内容別のトイレ取り替え費用
トイレの取り替え費用は、便座のみの交換、便器本体の交換、和式から洋式への変更で異なります。
以下の費用は、やまぐち水道職人の作業料金の目安です(令和8年10月時点)。ウォシュレット(温水洗浄便座・シャワートイレ)の交換は19,800円~、トイレ交換工賃などは49,500円~です。
また、出張料金3,300円/出張1回と材料代が別途かかります。ただし、設備の状況や工事内容によって作業料金は変動し、実際の金額は現地でのお見積もり後に確定します。
詳しくは料金一覧ページをご確認ください。
便座のみ取り替える
便器とタンクをそのまま使用し、普通便座やウォシュレットだけを取り替える方法です。便器やタンクの取り外しが不要なため、トイレ本体を交換する場合と比べて作業時間が短く、費用も抑えられます。
そのため、便器やタンクに問題がなく、便座の汚れや不具合が気になる場合に適しています。
関連記事:便座だけの交換は自分でできる?失敗しない手順とホームセンター活用術
洋式トイレを取り替える
洋式トイレを取り替える場合は、新しい便器やタンク、便座の費用に加え、既存便器の取り外しや新しい便器の設置にかかる作業費も発生します。
また、排水位置が新しい便器に合わない場合は、排水アジャスターの取り付けや配管工事が必要になる場合もあります。そのため、トイレの種類や機能による価格の違いだけでなく、排水位置や追加工事の有無も事前に確認しましょう。
和式から洋式へ取り替える
和式トイレから洋式トイレへの取り替えでは、既存の便器の撤去に加えて、床の段差解消や給排水管の位置変更、床材の張り替えなどが必要になる場合があります。
さらに、ウォシュレットを設置する場合は、コンセントがなければ電気工事も必要です。住宅によって工事内容が異なるため、現地で床下の配管位置や床・壁の状態を確認してもらいます。
そのうえで、便器本体代や作業費、撤去・処分費、追加工事費がそれぞれいくらかかるのかを確認しましょう。
トイレの種類別の取り替え費用
トイレ本体は、主に組み合わせトイレ、一体型トイレ、タンクレストイレに分けられます。それぞれ構造や機能が異なり、製品価格にも差があるのが特徴です。
ここでは、主要メーカーの現行製品を参考に、種類ごとの製品価格の目安を紹介します。ただし、実際の販売価格は販売店によって異なり、施工料金が別途かかる場合もあるため、購入前に総額を確認しましょう。
組み合わせトイレ
組み合わせトイレは、便器・タンク・便座がそれぞれ独立したタイプです。そのため、故障した部分を個別に取り替えやすく、便座も予算や希望する機能に合わせて選べます。また、現在販売されている様々な製品を比較すると、便座を含めた製品価格は24万円程度です(2026年10月時点)。
一体型トイレやタンクレストイレより低価格の製品もあり、購入費用を抑えやすい点もメリットです。
一体型トイレ
一体型トイレの製品価格は、31万円程度です(2026年10月時点)。ただし、自動開閉機能の有無などによって価格は変わります。
便器・便座・タンクなどが一体となっており、凹凸が少なく、すっきりとした外観が特徴です。一方、便座や洗浄機能が故障した場合は、その部分だけを交換できない製品もあります。
タンクレストイレ
タンクレストイレは、大きな貯水タンクを持たず、すっきりとしたデザインが特徴です。自動洗浄や自動開閉など多くの機能を備えた製品もあります。また、組み合わせトイレより価格が高い傾向があり、製品価格は33万円程度です(2026年10月時点)。
そのため、予算とのバランスを考えながら、普段の生活で必要な機能が備わっているかを確認して選びましょう。
関連記事:トイレタンクを交換する際にかかる費用の目安をチェック!
トイレの取り替え費用の内訳
トイレの取り替え費用を比較する際は、見積もりの総額だけでなく、どのような費用が含まれているかも確認しましょう。
同じ金額でも、既存便器の撤去・処分費や床の補修費が含まれている場合と、別途請求される場合があります。主な内訳は、トイレ本体代、基本工事費、撤去・処分費、追加工事費です。
以下では、トイレの取り替え費用の内訳について解説していきます。
トイレ本体代
トイレ本体代は、便器・タンク・便座など製品そのものにかかる費用です。組み合わせトイレ、一体型トイレ、タンクレストイレで価格帯が異なるほか、同じシリーズでもグレードによって金額が変わります。
また、節水性能や自動洗浄、脱臭などの機能が充実するほど、本体価格も高くなる傾向があります。
基本工事費
トイレを取り替える場合は、本体代とは別に既存の便器の取り外しや新しい便器の設置にかかる基本工事費が必要です。給水・排水の接続や設置後の動作確認なども、基本工事に含まれるのが一般的です。ただし、基本工事に含まれる作業の範囲は水道修理業者によって異なります。
そのため、事前に見積もりでどのような作業が含まれているのかを確認しておきましょう。
撤去・処分費
既存の便器やタンクを取り外した後は、古い設備を適切に処分しなければなりません。なお、撤去・処分費が基本工事費に含まれるか、別途請求されるかは水道修理業者によって異なります。
また、陶器製の便器は重く、搬出時に床や壁を傷めたり、けがをしたりするおそれがあります。そのため、費用を抑えようとして自身で運び出すのは止めましょう。
追加工事費
追加工事費は、通常の取り替え作業だけでは設置できない場合に発生する費用です。排水位置の変更や給水管の移設、床や壁の補修、コンセントの新設などが該当します。
特に古いトイレを新しい製品に取り替える場合は、既存の配管や設備が合わず、追加工事が必要になる場合があります。そのため、追加工事が必要になる条件と、その場合にかかる費用の目安を事前に確認しましょう。
追加費用が発生しやすいケース
トイレ本体の価格と基本工事費だけで予算を組むと、追加工事によって費用が想定より高くなる場合があります。これは、排水位置や内装、電源設備などが住宅によって異なるからです。そのため、取り替え前に現地の状況を確認し、必要な工事と費用を把握しておきましょう。
以下では、追加費用が発生しやすい状況を紹介します。
排水位置を調整する
便器には床排水と壁排水があり、床排水でも排水芯の位置は製品や建築時期によって異なります。既存の排水位置が新しい便器に合わない場合は、排水アジャスターの設置や配管の調整が必要です。リフォーム用の便器には、さまざまな排水芯の位置に対応する製品もあります。
しかし、すべての住宅でそのまま設置できるわけではなく、排水管の移設に伴い、床の一部を解体する場合もあります。そのため、購入前に既存便器の品番や排水位置を確認し、設置できる製品を選びましょう。
床や壁を補修する
既存の便器を取り外すと、床材の変色や傷みが見つかる場合があります。また、新しい便器が以前より小さいと、古い便器の設置跡が目立つため、床材の張り替えも検討しましょう。
長期間の水漏れで床の下地まで傷んでいる場合は、床材だけでなく下地の補修も必要です。さらに、壁紙に汚れや変色がある場合は、便器の取り替えに合わせて張り替えると、見た目もきれいになります。
コンセントを設置する
ウォシュレットや一体型トイレ、タンクレストイレの多くは電源が必要です。特に、和式トイレから洋式トイレへの変更や、普通便座からウォシュレットへの交換では、コンセントの新設や移設が必要になる場合があります。また、コンセントの増設や配線工事には電気工事士の資格が必要なため、自身で作業しないでください。
そのため、電気工事が必要な場合は、電気工事の資格を持つ業者へ依頼し、設置場所や費用を事前に確認しましょう。
和式から洋式へ変更する
和式から洋式への変更では、既存便器の撤去に加えて床の段差をなくす工事や給排水管の調整が必要になる場合があります。床や壁のタイルも張り替える場合は、その分の内装工事費もかかります。
また、ウォシュレットを設置する場合は、電源設備の確認も欠かせません。住宅によって必要な工事が異なるため、写真だけでは正確な費用が分からない場合があります。
そのため、取り替え前に現地調査を依頼し、工事内容と費用を確認しておきましょう。
トイレの取り替え費用を抑える方法
トイレの取り替え費用を抑えたい場合でも、作業費を節約するために自身で便器本体を取り替えるのはおすすめできません。なぜなら、設置や給排水の接続に不備があると、水漏れや便器のぐらつきにつながるおそれがあるからです。
そのため、便器本体の取り替えは水道修理業者に依頼しましょう。複数社から見積もりを取り、工事内容や費用を比較したうえで、予算に合った業者を選ぶのがポイントです。
必要な機能に絞って製品を選ぶと、購入費用も抑えられます。さらに、補助制度の対象になる場合は、活用することで費用負担を減らすことも可能です。
必要な機能を絞る
トイレは、同じシリーズでも自動開閉、自動洗浄、脱臭、温風乾燥など、搭載する機能によって製品価格が異なります。必要のない機能を省いた製品を選ぶと、購入費用を抑えやすくなります。
そのため、家族構成や普段の使い方を考え、必要な機能と使わない機能を洗い出してみてください。
また、掃除のしやすさや節水性能など、長く使ううえでの使い勝手や性能も確認しておきましょう。ただし、価格の安さだけで製品を選ぶと、使い勝手に不満が残る場合もあります。必要な機能を備えた製品の中から、予算に合うものを選びましょう。
複数社から見積もりを取る
トイレの取り替えでは、複数の水道修理業者から見積もりを取り、作業内容や費用を比較しましょう。ただし、総額だけでなく、製品の品番や基本工事に含まれる作業、撤去・処分費、追加工事が必要になる条件などもあわせて確認してください。
見積もり金額に大きな差がある場合は、含まれる作業内容に違いがないか確認しましょう。また、同じ製品でも保証内容や工事後の対応が異なる場合があるため、料金以外の条件にも注意が必要です。
なお、現地調査前に提示される金額は概算の場合もあるため、実際の設備の状態を確認してもらい、工事内容と費用に納得したうえで依頼先を決めましょう。
追加工事の有無を事前に確認する
追加費用を抑えるには、新しいトイレを購入する前に、現在の排水方式や排水芯、給水位置、コンセントの有無を確認するのがポイントです。既存設備に合う製品を選べば、大がかりな配管工事を避けられる場合があります。
また、床や壁の傷みが気になる場合は、内装の補修が必要かどうかも現地調査で確認してもらいましょう。後から追加工事が必要だと分かると、予算を組み直さなければなりません。そのため、見積もりを取る際は、追加料金が発生する条件や、追加工事が必要になった場合に事前の説明があるかを確認してください。
利用できる補助制度を確認する
省エネ性能を備えた住宅設備への取り替えでは、国や自治体の補助制度を利用できる場合があります。住宅省エネ2026キャンペーンでは、一定の条件を満たす節水型トイレが補助対象です(令和8年10月時点)。
補助額の目安は、掃除しやすい機能を備えた製品で34,500円/台、その他の対象製品で31,500円/台です。ただし、トイレの取り替えだけでは補助を受けられず、定められた断熱改修などの工事と組み合わせる必要があります。
そのため、工事前に制度の公式ホームページや自治体の情報を確認しましょう。
【出典】国土交通省・経済産業省・環境省「住宅省エネ2026キャンペーン」
トイレの取り替えを依頼する業者の選び方
トイレの取り替えを依頼する際は、費用だけでなく、施工実績や見積もりの内容、工事後の保証なども確認しましょう。トイレは給水管や排水管につながっているため、設置に不備があると水漏れや排水の不具合につながるおそれがあります。
そのため、公式ホームページに掲載された施工事例や料金、利用者の口コミなども参考にしながら、質問に分かりやすく答えてくれる水道修理業者を選ぶのがポイントです。
トイレ交換の実績を確認する
水道修理業者の公式ホームページで、トイレの取り替え実績や施工事例、対応メーカーを確認しましょう。和式から洋式への変更や内装を伴う工事を希望する場合は、そうした工事にも対応しているか確かめてください。
住宅によって排水方式や給水位置が異なるため、施工実績のある水道修理業者なら、既存設備に合う製品や追加工事の有無について相談しやすくなります。また、希望する製品を設置できるか、製品の手配から任せられるかも依頼前に聞いておくとよいでしょう。
見積もりの説明が明確か確認する
見積もりでは、トイレ本体代、作業費、撤去・処分費、材料代、出張料金、追加工事費などの内訳を確認しましょう。「工事一式」とだけ記載されている場合は作業内容が分かりにくいため、不明な項目は作業前に質問してください。
また、現地確認で追加工事が必要と分かった場合に、事前の説明や連絡があるかも確かめておきましょう。説明のないまま工事が始まると、最終的な費用が想定と異なるおそれがあります。
質問に対し、必要な作業と不要な作業を具体的に説明してくれるかも、水道修理業者を選ぶ際のポイントです。
工事後の保証内容を確認する
トイレは設置後も長期間使用する住宅設備です。施工後に水漏れや便器のぐらつきなどが起きた場合に備え、工事保証の有無や対象範囲、保証期間を確認してください。製品自体のメーカー保証と、水道修理業者が行った施工に対する保証は内容が異なる場合があります。
どの不具合がどちらの保証対象になるのか、修理時の連絡先も合わせて確認しましょう。また、修理や保証対応を依頼する際に必要になる場合があるため、保証書や工事内容が分かる書類、お見積もりなどは取り替え後も保管しておきましょう。
トイレのトラブルにお困りならやまぐち水道職人へ
トイレの取り替え費用は、便座だけを交換するか、便器本体も交換するかによって変わります。また、排水位置によって追加工事が必要になる場合もあるため、事前に工事内容と費用を確認しましょう。
やまぐち水道職人は、山口県内の対応エリアでトイレの取り替えや水漏れ、つまりなどに対応しています。お問い合わせは365日24時間受け付けており、作業前に作業内容とお見積もりをご提示いたします。
なお、トイレの種類や設置方法で迷う場合も、当社へご相談ください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。
山口のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「やまぐち水道職人(山口水道職人)」








