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油と洗剤はそのまま排水管に流したらダメ? 油や洗剤を安全に捨てる方法について解説

2023年02月17日 キッチン

使用済みの油や使い切れなかった洗剤をそのまま排水管に流してしまった経験はないでしょうか。処理方法が分からないとつい排水管に流してしまいがちですが、油や洗剤を排水管に流してしまうと大きなトラブルにつながりかねません。

詰まりの発生や排水管の損傷などさまざまな問題が発生するため正しく処理をする必要がありますが「油と洗剤の捨て方がよく分からない」という方は少なくないでしょう。

そこでこの記事では、油と洗剤を安全に捨てる方法について解説していきます。

排水管に油を流したときに起きるトラブル

まずは排水管に油を流したときに起きるトラブルについて理解していきましょう。どのようなトラブルが発生するのかを知っていると、正しく油を捨てようというモチベーションが自然と湧いてきます。

以下では、知っておきたい2つのトラブルについて解説していくため、ぜひ参考にしてください。

詰まりが発生
水道管に油を流すと詰まりが発生します。油は温度が下がると流動性が下がっていき、完全に冷えると固形物となって水道管に付着します。

そして、滞留した油に洗剤や食材のカスが付着して詰まりを発生させるほどの大きなかたまりができあがるのです。また、油を直接流していない場合でも油詰まりが発生してしまうおそれはあります。

食器に少しだけ付いている油はつい排水管に流してしまいがちです。しかし、何度もこの処理を繰り返していると排水管に少しずつ付着した油がどんどんと大きくなって詰まりを発生させるようになります。

したがって、少量でも油を排水管に流すのは避けるべきだと言えます。

環境に悪影響を与える
油を流してしまうと環境に悪影響を与えてしまいます。家庭から流れていく排水は下水処理場で浄化されてから河川に流入するのが一般的です。

しかし、下水処理設備が整備されていない地域では家庭排水が垂れ流しになっているケースがあります。この場合、流した油がそのまま河川に流れていってしまうため、その油が河川や海の生態系に悪影響を及ぼしてしまいます。

油はどうやって処理する?

油を排水管に流すと発生するトラブルについて理解したら、次はその処理方法について見ていきましょう。

処理方法自体はどれも簡単なものであり、一度理解したらすぐに対応できるようになります。以下では油の処理方法を2つ紹介します。

可燃ごみとして捨てる
油は可燃ごみとして捨てることが可能です。流す以外の処置方法としてはこの方法が最も普及しているといってよいでしょう。

なお、液体のまま油を捨てることはできないため、新聞紙に油を吸わせたりキッチンペーパーを詰めた牛乳パックに油を注いだりしてから処理を行いましょう。

また、凝固剤で油を固めてから可燃ごみとして処分するという方法もあります。市販の凝固剤を使えばすぐにできる処理方法であるため、興味のある方はぜひ実践してみてください。

リサイクル回収に出す
リサイクル回収に出してしまうのもおすすめです。使用済みの油はバイオーディーゼル燃料といった資源へと再利用することが可能です。

そして、地方自治体によっては油をリサイクル回収してくれるため、一度お住まいの地域のホームページなどを確認してみるとよいでしょう。

排水管に洗剤を流したときに起きるトラブル

余った洗剤を排水管に直接流してしまうと排水管を傷つけてしまう可能性があります。特に酸性とアルカリ性の洗剤は刺激が強く、大量に流してしまうと排水管をひどく損傷させてしまうでしょう。場合によっては排水管が溶けてしまうこともあるため、この点は注意が必要です。

なお、異なる成分の洗剤を一度に流して処分しようとすると、有害なガスが発生するおそれがあります。発生したガスを吸い込んでしまうと人体に悪影響を及ぼしてしまうため、複数の洗剤を一度に処分しないようにしましょう。

洗剤の処理の仕方

排水管に洗剤を流すと発生するトラブルについて理解したら、次はその処理の仕方を覚えていきましょう。

油の処理方法と同様に一度やり方を覚えてしまえば、誰でもすぐに対応できるようになります。

可燃ごみとして捨てる
洗剤は可燃ごみとして捨てられます。特に粉末洗剤や固形洗剤の場合はそのまま捨てられるため、処理が簡単です。

また、液体洗剤についてはそのままでは可燃ごみとしては捨てられませんが、新聞紙などに染み込ませてからであれば可燃ごみとしての処分が可能です。

なお、クリームタイプやジェルタイプの洗剤も液体洗剤と同様の対応が必要なるため、この点は留意しておきましょう。

水で薄めてから流す
液体洗剤をそのまま排水管に流してしまうとトラブルが発生してしまいますが、水で薄めてから流せばトラブル発生を避けられます。

また、水で薄めて流す際には少量ずつ排水管に流すようにしましょう。食器用洗剤などの粘度のあるものに関しては、大量に流すと詰まりを引き起こしてしまうおそれがあります。この点は留意しておく必要があるでしょう。

油詰まりが発生したら?

油を誤って排水管に流してしまうと、ほぼ間違いなく油詰まりが発生します。油詰まりに遭遇するとどうすればよいか分からず悩んでしまいがちですが、対策方法を理解していれば問題なく対応できます。

お湯を流す
1つ目は排水管にお湯を流し込んで付着した油を取り除く方法になります。付着した油は冷えが原因で固形物となって排水管に付着しています。

そのため、お湯を流し込んで油の温度を高めれば再び液体となって排水管を流れていきます。なお、お湯を流す際には50度程度のぬるま湯を使うようにしましょう。

沸騰したお湯を使うと排水管を傷つけかねないためこの点は注意しましょう。

ラバーカップを使う
詰まりがひどい場合にはラバーカップの使用もおすすめです。ラバーカップはゴム製のカップが先端についている棒状のアイテムです。

ゴム製のカップを排水口に押し付けて引っ張り上げるだけで詰まりの原因物を簡単に取り除けるため、非常に便利です。

また、ラバーカップはホームセンターなどで簡単に購入できます。このような手軽さもラバーカップの良さと言えます。お持ちでない方はすぐに購入して常備しておくとよいでしょう。

個人での対応が難しいときは?
詰まりがあまりにもひどい場合には個人での問題解決が難しいこともあります。こうしたときには業者に対応を依頼しましょう。

なお、無理に個人で対応しようとすると状況を悪化させかねないため、プロの力を借りるのが賢明でしょう。

また、業者の費用相場は数千円から数万円程度になります。費用については比較的リーズナブルな価格帯だと言えるため、費用面での負担をあまり気にされない方は一度業者に問い合わせて見てはいかがでしょうか。

まとめ

油と洗剤の正しい処理方法はあまり知られていないため、排水管に流すという誤った対応方法が行われがちです。しかし、これらを排水管に流してしまうと詰まりや排水管の損傷といったトラブルを引き起こしてしまいます。

そのため、今回紹介した処理方法を活用してトラブルの発生を未然に防いでいきましょう。

また、トラブルが発生した場合も基本的には個人で問題解決が行えますが、状況によっては個人で対応しきれないものもあります。こうした事案に遭遇したときは無理をせずにすぐに業者に依頼しましょう。

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