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水のコラム

洗面所の蛇口からの水漏れ対処法

2021年07月12日洗面所のトラブル

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1 蛇口からの水漏れの原因とは？

2 蛇口の水漏れ修理法

3 蛇口からの水漏れを予防するには？

4 水まわりのトラブル・お悩みはやまぐち水道職人へ

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蛇口からの水漏れの原因とは？

毎日顔を洗ったり、歯を磨いたり、頻繁に使う場所であるのが洗面所です。そんな洗面所での水回りのトラブルは、蛇口からの水漏れが最も多いといわれています。蛇口の寿命は一般的に10年程度だといわれますが、単純な構造の蛇口（単水栓や2ホール2ハンドルなど）ならば、メンテナンスを行うことで長持ちさせることが可能です。しかし、複雑な構造になってくると破損しやすく、細かい修理ができない構造になっている場合もあります。

蛇口からの水漏れで最も多い原因としては、水道の内部に使用されている部品であるパッキンの不具合だと考えられます。パッキンは長い間水に触れあうことで、腐食し劣化していくものです。そのため、パッキンが原因で水が漏れている場合は、劣化して古くなったものを新しいパッキンに交換することで解消できます。水漏れが起きていない場合でも、10年を目安に交換時期と考えておきましょう。

蛇口の水漏れ修理法

蛇口から水が漏れているのを発見したときは、水漏れ箇所を特定してから修理を行います。ここではパッキンの交換の仕方を、水漏れ箇所別に見ていきましょう。まず、基本として作業をする前に必ず水道の元栓を閉めておきます。また、蛇口用のシールテープ、水栓取り外し用レンチ、各種パッキン、ウォータープライヤー、ピンセットなど修理に必要なものを用意しておいてください。

・蛇口
蛇口から水漏れが発生している場合、パッキンの劣化が考えられます。これは、パッキンを交換することで修理可能です。まず、パッキンを押さえているナットをウォータープライヤーなどの工具を使って緩め、蛇口上部を取り外します。続いて、蛇口本体の内部にある小さな部品（コマ）をピンセットなどで取り出します。そして部品についているナットを外し、同タイプの新しいパッキンと交換しましょう。最後に取り外した部品を本体にはめ込み、蛇口の上部分を元通りに取り付け直して完成です。

・パイプの付け根
パイプの付け根から水漏れが確認できる場合は、内部のパッキンを交換する必要があります。蛇口の付け根部分のナットを緩め、水栓パイプを取り外しましょう。次に取り外した水栓パイプの内部にあるリングと、Uパッキンを新品に交換します。Uパッキンを水栓全体にはめ込み、あらかじめリングとナットを通しておいたパイプを水栓パイプにはめ込みます。最後にナットを締めて終了です。

・蛇口の取り付け部分
まずは、水栓取り外し用のレンチを利用して、すべての水栓部品を取り外していきましょう。次に、今まで巻かれていたシールテープと根元のパッキンを取り外して新品に交換します。このときシールテープは根元から引っ張りながら、何回か巻きつけます。最後に取り外したすべての水栓部品を取り付け直し完了です。ここで、もし水栓部品が傾いてしまったときは、シールテープをさらに巻きつけることで水平になるようにしてください。

・ハンドル下
ハンドルの下部分からの水漏れも、パッキンを交換することで対処可能です。まず、ハンドル下部のナットをウォータープライヤーなどの工具を使って緩め、蛇口上部を取り外します。次に、ハンドルの内側に位置するカラービスを外して、パッキンを押さえている部品の下にある三角パッキンと呼ばれるものを新品に交換します。最後に取り外したときと逆の手順でハンドルを組み立てて、完了です。

パッキン交換は、素人でも比較的作業しやすいですが、1時間程度かかると考えましょう。また、部品は型番がわかっていればホームセンターや通販などで入手可能です。DIYに自信がある方は試してみてください。ただし、少しでも不安があり自信がない方は、無理せず専門の業者を頼ることをおすすめします。