水のコラム
トイレの壁紙の選び方!居心地がよくリラックスできるトイレとは?
毎日使うトイレだからこそ、居心地の良さにはこだわりたいもの。つい長居してしまうような、快適でリラックスできる空間を目指すとするなら、どのような壁紙を選ぶと良いのでしょうか。
本記事では、快適性、居心地の良さを兼ね備えたトイレ用壁紙の選び方と、トイレ用壁紙の重要性、最近注目されている「機能性壁紙」の特徴についてご紹介します。
本記事を参考に、誰でも居心地が良くなるような空間作りを目指しましょう。
トイレの壁紙が重要な理由
そもそも、なぜトイレの壁紙が白などのナチュラルカラーだけでなく、派手なカラーや柄物などがあるのでしょうか。
それは、トイレは人間が生きていく上で必要不可欠な場所であり、多く利用する場所だからです。トイレは用を足す場所ではありますが、いつでも気持ちよく使えることが重要です。そのため、リラックスしやすい空間づくりのため、多種多様な壁紙を扱っているのです。
さらに、トイレ用壁紙はリラックスできる空間作りだけで作られているわけではなく、最近では防臭、防カビなどといったトイレで使うものだからこその機能を備えたタイプも数多く取り揃えています。
トイレの機能性壁紙とは
先でも少し触れたトイレの「機能性壁紙」とはどのようなものなのでしょうか。機能性壁紙とは、トイレで使う壁紙だからこその機能が充実したタイプがたくさん展開されているのです。
■汚れ防止
便器や床下などをどれだけ掃除しても、使用頻度や環境によっては知らないうちに汚れてしまうのがトイレ用壁紙です。
知らずのうちに汚れる機会が多いトイレだからこそ、汚れても拭くだけで簡単に落とせるラミネートタイプや、凹凸が施された汚れにくいタイプなどがあります。
立って用を足すご家族がお住まいの場合、便器にはねた尿が壁紙に多く付着することをご存じかと思います。そういった環境の場合、汚れ防止の壁紙を採用すれば日常的な掃除が簡単になり、いつでも清潔なトイレを維持できます。
小さな子どもがいたずら書きをする月齢になっても、ラミネートタイプであれば拭き落とせるので、安心して利用できるようになります。
また、あらかじめ凹凸の付いた壁紙を採用すれば、汚れが付着しにくい傾向があることから、日常的な掃除の回数も減らすことができます。
■消臭・抗菌
トイレで一番気になるのが、イヤなニオイが滞ってしまうことです。
どうしてイヤなニオイが持続してしまうのでしょうか。それは飛び散った尿が壁紙に染みつき、アンモニアが悪臭を放っているからです。
そのような場合は消臭・抗菌機能が付いたトイレ用壁紙を選ぶのがおすすめです。
消臭・抗菌機能が付いたトイレ用壁紙はアンモニアを分解する機能が付いているため、菌の発生を防ぎ、ニオイの原因を壁紙で対処できるようになります。
■防カビ・吸湿
トイレに窓がない場合、飛び散った尿などが原因で湿気がこもるケースも少なくありません。
湿気を放置しておけば、知らずのうちにカビが繁殖したり、ニオイの原因になったりする可能性があります。
そのような環境を防いたいのであれば、防カビ・吸湿機能の付いた壁紙がおすすめです。
防カビ・吸湿機能の壁紙を選ぶと湿気が起きにくくなるほか、梅雨の時期のイヤなジメジメ、ベタつきなどを予防できます。
トイレの壁紙のおすすめデザイン
では、トイレ用壁紙はどのようなデザインから選ぶと良いのでしょうか。ポイントは以下の三つです。
■汚れが目立たないもの
尿の飛び散りやその他、気付かないうちに付着した汚れなどからきれいな環境を維持するためにも、汚れが目立たないデザインを選ぶのが良いでしょう。
立って用を足す男性がいる場合や、小さな子供を育てているご家庭の場合は、汚れが目立ちにくいデザインを取り入れることできれいな環境を維持できます。
真っ白なものは黄色くシミが付いていることがすぐに分かってしまうため、ベージュ、アイボリーなどやや色味のあるものを選びましょう。
派手なデザインはトイレだからこそ選びやすいといったメリットもありますから、使用環境に合わせて取り入れるのもおすすめです。
■床・天井に合わせた色合いをチョイス
現在の床下やトイレ部分、小物を置くスペースや棚などと統一感を揃えたいなら、現在のトイレと合わせた色合いを選びましょう。
調和を意識して選ぶことをおすすめします。調和のとれた空間は、だれにとってもリラックスしやすい空間となります。
壁紙のみを変えるのであれば、現在のトイレと統一感の得られるデザイン・カラーをチョイスしましょう。
■費用を抑えるならトイレ全体をリフォームするときに実施しよう
トイレ用壁紙のみを変えたいとしても、気になるのはその費用ではないでしょうか。
後で詳しくご紹介しますが、トイレ用壁紙を変える場合は、トイレの広さによって費用は異なるものの、トイレ全体をリフォームする際に合わせて実施すると安く済ませられます。
トイレ用壁紙をどうしても変えたい理由がある場合は、ご紹介する費用を参考に検討することをおすすめします。
トイレの壁紙を張り替える費用相場
トイレ用壁紙を貼り替える場合の費用相場は以下の通りです。
【参考費用】
量産クロス単価:約1,000~1,200円/㎡
例)
0.4坪(約2.5㎡)の量産クロスの費用:およそ2,500円〜3,000円
0.5坪(約3.5㎡)の量産クロスの費用:およそ3,500円〜4,500円
0.75坪(約5㎡)の量産クロスの費用:およそ5,000円〜6,000円
1000番クロス単価:約1,500~2,000円/㎡
例)
0.4坪(約2.5㎡)の1000番クロスの費用:およそ3, 500円〜5,000円
0.5坪(約3.5㎡)の1000番クロスの費用:およそ5,000円〜7,000円
0.75坪(約5㎡)の1000番クロスの費用:およそ7,500円〜10,000円
トイレの広さは一般的に3畳ほど(約4.95平方メートル、1.65533坪)と言われているので、2万円ほどあれば取り替えることが可能です。
ただし、使用するデザイン・素材・壁面積によって費用相場が変わる場合がありますから、具体的にデザインが決まった場合は、業者に見積もりを出してもらうと安心です。
一方、業者に依頼するのではなく、自分でDIYしてトイレの壁紙を変える方法もあります。DIYで壁紙を取り替える場合の費用相場は
• シンプルな色合いのもの:15,000円程
• 柄物のタイプ:23,000円程
と言われています。DIYの場合、壁紙だけでなく、壁紙を取り替える際の道具や材料費なども合わせるため、業者へ依頼するよりも費用は高くなることがわかります。
まとめ
トイレ用壁紙の重要性や種類、機能性壁紙の特徴や費用相場についてご紹介しました。
トイレ用壁紙と一口に言っても、その種類は非常に多く、デザインだけでなく、機能も重視して選ぶ場合は、トイレの使用環境に合わせて選ぶことが重要です。
小さな子供がいる場合、知らないうちにクレヨンなどでいたずら書きをする可能性があったり、立って用を足すご家族がいる場合は、知らないうちに尿が飛び散り、尿石になったりすることも少なくありません。
いつでも清潔でリラックスできる空間作りを行うには、これらの使用環境を考慮しながら壁紙を選ぶことは欠かせません。好みやライフスタイルに合わせて、素敵なトイレ作りができるよう、本記事を参考資料の一つとしてお役立てください。
山口のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「やまぐち水道職人(山口水道職人)」