水のコラム
お風呂の換気扇掃除でカバーが外せない場合の掃除方法
最近、浴室の換気扇を掃除していますか?
浴槽に比べると換気扇の方は後回しになってしまいますよね。
その一つの原因としてカバーの外し方が分からないというのもあるのではないでしょうか。
今回はお風呂の換気扇カバーを外せない時の掃除方法について解説していきます。
お風呂の換気扇カバーが外せない場合の掃除方法
換気扇のカバーが外れない時に無理に外そうとすると、間違って壊してしまうこともあるかもしれません。よって外れない時は市販のストローを使用した掃除方法がおすすめです。
またストローを使わないバージョンの掃除方法もお伝えしていきます。
用意するものは以下のものです。
【準備するもの】(ストローを使用した掃除方法)
・掃除機
・数10本のストロー
・布ガムテープ
・バスタオル
・ハサミ
・マスク
・ゴム手袋
・ゴーグル
・洗剤
・使用済み歯ブラシ
・スポンジ
・雑巾
そして掃除の手順については以下の通りになります。
・掃除機先端の吸引パーツを外し、 ノズル部分の穴にストロー(束にしたもの)を差し込みます
・布ガムテープできちんと固定、ストローの先をハサミで斜めにカット
・ブレーカー・電源を切る
・マスクとゴム手袋、ゴーグルを着用してバスタブのヘリに濡れタオルをかける
・ハサミでカットしたストローの先を換気扇カバーに当てて、掃除機で換気扇内のホコリを吸い取っていく
・洗剤をつけた雑巾でカバーを拭く
・乾いた布で拭き取り水分を取り除く
・ブレーカーを上げて電源を入れる
・動作チェックする
この方法は掃除機のノズル代わりになるので、専用ノズルがなく浴室で使用するのに抵抗感がある方におすすめです。
続いて、ストローを使わない掃除方法です。
・ブレーカーを落とし電源を切る
・マスクとゴム手袋、ゴーグルを着用してバスタブのヘリに濡れバスタオルをかける
・カバーは取り外し不可でも、フィルターは取り外せるものが多いのでフィルターを外す
・フィルター汚れを掃除機で吸い汚れ度合いをチェック
・もしフィルター汚れがひどいときは、シンクに50°cくらいのお湯をはり洗剤を入れて30分ほどそのままにする
・つけた雑巾でカバーを拭く
・乾いた布で拭き取り水分を取り除く
・つけ置きしておいたフィルターをすすいだあと、乾拭きする
・フィルターを元通りにする
お風呂の換気扇ファンが外せない場合の掃除方法
換気扇ファンが取り外せない場合であっても掃除することはできます。カバーと同じように無理に外そうとすると壊してしまう恐れがあります。
とくに賃貸物件の場合は壊してしまうと原状回復の費用を負担しなければならないこともあるため、注意して行いましょう。
【準備するもの】
・中性洗剤
・スポンジと使用済み歯ブラシ
・濡れ雑巾2枚
・ 乾いた雑巾
また掃除手順は以下のようになります。
・濡れ雑巾に中性洗剤をつける
・その濡れ雑巾で全体をよく拭きとり、細かい溝の汚れはスポンジやブラシで除去
・濡れ雑巾を固く絞りファンに付着した洗剤が落ちきるまで拭く
・乾いた雑巾で水分を取り 完全に乾くのを待ちます
もしファンが外せないからと言ってシャワーで水をかけて洗い落とそうとするのはやめたほうがいいです。壊れてしまうので洗剤をつけた雑巾で慎重に汚れを拭き取っていきましょう。
洗剤をしっかりと落とすことが大事です。洗剤のヌメリとした感触が消えるまで拭き取り、最後は乾拭きしましょう。
しばらく放置して乾燥させます。その際、換気扇を回して乾燥を速めるのも一つの手段。
この作業のポイントをあげておきます。以下、参考にしてみてください。
・ アルカリ性洗剤やアルコール類を使用すると換気扇とその周辺の部品も変形してしまうことがあります
・金だわしを使ってしまうと換気扇が我が傷物になるので使用は避ける
・換気扇は簡単に外せるタイプのものもあれば、ドライバー等の工具を使わないと外せないものもあるので必ず取扱説明書をチェックすること
・ 浴槽のへりに立ち換気扇を掃除する人も多くいる、しかし滑る危険性があるのでバスタオルを転倒防止のためにかけておくと安心
・上を向きながらの作業が基本となるのでほこりや雑菌を顔面に受ける可能性がある、したがって、ゴーグルやマスク、ゴム手袋は必須アイテム
お風呂の換気扇を掃除する前に確認すべきこと
浴室の換気扇掃除では前もって準備することがとても大切です。掃除を開始する前に確認したい点は以下の通りです。
■自力でどこまでできるか確認
浴室の換気扇掃除は主に表面上についているカバーとファンの掃除になります。まずは取扱説明書をよく読んでカバーやファンが自分でも外せるものなのか、そうでないのかを判断しましょう。
取り外し可能なタイプであっても、自力でできるかどうかはわかりません。
取り外し不可能なタイプや取り外しに不安がある場合は、別の掃除方法もあるので、そちらを検討しましょう。「ここまではやってみる」というラインを心にとどめておくのが良いです。
■スイッチ・ブレーカーを切っておく
浴室に限らず電気系統の箇所を掃除するときは、作業前に電源を切るのは必須です。また掃除をしている間に間違って電源が入らないようにブレーカーをしっかり落としておくと安心です。
家族が自宅内にいる場合は「清掃をしている」と一言伝え電気スイッチはブレーカーに触らないように促しましょう。
■マスクとゴム手袋は要着用
天井についていることの多い換気扇の掃除は、想像以上にホコリやカビを吸い込みがちです。そのため作業を開始する前に必ずマスクを着用し、ホコリやカビを吸い込まないようにしましょう。
洗剤で手が荒れたり、 ファン掃除中に手を傷つけることもあるので、ゴム手袋も必須。 落ち着いて掃除に集中できる環境を作ってから作業に取りかかってください。
お風呂の換気扇掃除は業者もおすすめ
ここまで自力で換気扇掃除をする方法について紹介してきましたが、もちろん専門業者に依頼するのも一つの手です。
以下3つの項目のどれかに当てはまる場合にはぜひ検討してみてください。
■かなり汚れがひどいとき、長年の放置
かなり汚れがひどいときまた長年放置してしまった換気扇は掃除を業者に依頼してみましょう。換気扇内部にこびりついてしまった汚れを洗い落とすのは困難です。
素人では及ばない部分もしっかりと綺麗にしてくれるのがプロです。
思い切ってプロの手を借りましょう。
■高所の換気扇掃除で危険なケース
換気扇が高所にあり作業に危険が伴う場合は、専門業者を呼びましょう。とくにお年寄りや小柄な人など脚立を使ってもなかなか掃除が難しい場合はなおさらです。
怪我を予防するためにも、無理せずプロに依頼することをおすすめします。
■不安があるとき
自分で掃除できるか自信が持てない場合であっても迷わず専門業者に依頼しましょう。
「自分でやってしまっては故障してしまうのではないか」「賃貸住宅なので心配・・」など不安はつきものです。
また換気扇のタイプによっては内部構造が複雑になっているものもあります。もし自分でやることに不安を覚えているなら業者に依頼するのが先決。
頼むからには隅々まできれいにしてもらいましょう。
まとめ
今回はお風呂の換気扇掃除でカバーが外せない場合の掃除方法についてさまざまな状況を踏まえながら説明してきました。換気扇掃除を一つやり切るだけでも大変な作業ということが分かっていただけたのではないでしょうか。
換気扇の掃除方法は取り外しがどの程度まで可能なのかによって大きく作業内容が変わってきます。
したがって、まずご自宅にある換気扇の取扱説明書をよく読むことから始めてみてください。
換気扇はパーツの取り外しに関してはそこまで難しくありません。ただ高所であったり水回りが関係してくるという点で注意すべきことも出てきます。 そのため最低限の知識はしっかりと持ち普段からのメンテナンスを心がけましょう。
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