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水のコラム

自宅のお風呂に排水トラップがない場合にするべき行動とは?

2021年12月26日 浴室のメンテナンス


もしもお風呂に排水トラップが付いてなかったら、どんな状況を想像しますか?嫌な臭いが漂って、せっかくリラックスできるはずの入浴タイムが台無しになることでしょう。

少しでも改善するためにできることがあれば、実践していきたいところです。

排水トラップの役割とは何なのか、あらためて確認してみましょう。解決策も見出せるかもしれません。

排水トラップの具体的な構造を知ろう!

排水トラップの役割について考えたことはあるでしょうか?恐らく悪臭などで困った経験がなければ、あまり気にしたこともないのではないでしょうか。

排水トラップの優れた構造について、詳しく見てみましょう。

排水管は下水管へとつながっています。そのため、そのままつながるだけの構造だと、下水の悪臭が浴室内に広がってしまいます。また、害虫なども下水管を通り侵入して来ることになります。

排水トラップとは排水管の中に水を溜めることによって、臭いや害虫の通り道を遮断する役割を担っているのです。栓としての意味を持つ溜められた水のことを「封水」と呼びます。

排水トラップは・椀トラップ・ドラムトラップ・管トラップと3つのタイプに分けられます。それではひとつずつ見ていきましょう。

椀トラップは、お椀に似た丸い形状の排水トラップです。丸い部品の周りに水を溜めることで、排水トラップの役割をする構造になっています。つくりがシンプルなことから、掃除のしやすさがメリットとなっています。

ドラムトラップは排水口がドラム型をしているもので、多く見られる一般的な形状の排水トラップといえるでしょう。たくさんの水を溜めることができるため、水がなくなりにくいとされています。

管トラップは、配管をS字やU字型に大きく曲げることで水を溜めるように作られています。古い排水口の場合に多く見られる構造です。水を流すごとに自然に洗浄されるというメリットがあります。

それぞれのデメリットについても確認しておきましょう。

椀トラップは、溜めた水の蒸発によって、悪臭や害虫の侵入を防ぐという、本来の役割を果たせなくなることが考えられます。溜めた水が蒸発してしまうことで排水トラップとしての機能が弱くなり、悪臭が外に漏れ出してしまうのです。

ドラムトラップのデメリットは、手入れがしにくいことと、つまりが起きやすい点にあります。

管トラップはその大きく曲がった形状から、髪の毛などの異物がつまりやすいことと水が蒸発しやすいため、水を使わないまま何日も経過してしまうと悪臭がすぐに漏れ出してしまうことがあげられます。

排水トラップには種類によってメリット、デメリットがある構造だと覚えておきましょう。

自宅のお風呂に排水トラップがない場合にするべき行動

まずは自宅のお風呂の排水口を覗いてみましょう。排水トラップの種類は確認できますか?排水トラップがついていないこともあるかもしれません。

排水トラップが付いていない場合は、悪臭が逆流することにより、浴室内に嫌な臭いが立ち込めてしまうことが想像できます。まずは嫌な臭いを抑えるために工夫が必要です。

排水トラップがない場合は、室から直接排水管に流れる構造となるため、悪臭を防ぐために排水口にフタをすることも方法のひとつです。フタをすることで多少は悪臭を抑えることが可能となります。

タイプにもよりますが、DIYで排水トラップを設置することも可能です。多くの種類が出ているのでサイズをきちんと確認して購入することを検討するのもよいでしょう。

排水トラップがあるのとないのとでは、大きな差が出るのはいうまでもありません。可能であれば取り付けた方が快適に入浴タイムを過ごすことができるので、ぜひ検討してみましょう。

排水トラップがない浴室であれば、使用する度にこまめな掃除が必要です。排水溝まで洗浄できるようにパイプクリーナーを使用して、しっかりと掃除をしましょう。臭いを絶つことは難しいかもしれませんが、常に掃除を心がけ、汚れを溜めないよう溶かして洗い流すだけでも、違いは出てきます。

あるいは費用がかかってしまいますが、定期的に業者に掃除を依頼するのもおすすめです。何かアドバイスがもらえるかもしれないので、合わせて相談してみましょう。

排水トラップを掃除する方法

水回りは生活に密着した、非常に重要なものです。水回りの掃除を怠ってしまうと、多くのリスクを抱えることになります。

排水口や排水トラップを日頃からキレイに保つことで、つまりが起きるリスクを回避することが大切です。つまりが発生してしまったら、色んなことに支障が出てしまいます。つまりを起こさないよう排水トラップの掃除の仕方を確認しましょう。

すべての汚れや髪の毛が集まってしまう排水口は、浴室内で一番汚れている場所といってもいいかもしれません。排水口の真下にある排水トラップもさまざまな汚れが蓄積している場所といえます。

汚れが溜まるとますます掃除をする気が遠のいてしまうので、そうならないよう、こまめに対処することがカギとなるでしょう。

椀トラップ型は簡単に取り外して掃除ができます。ドラムトラップ型はヘアキャッチャー、封水筒などいくつかの部品で構成されており、掃除のしづらさからもつい後回しとなっている方も多いのではないでしょうか。

ここではドラムトラップ型の掃除の仕方を見ていきたいと思います。使う用具や洗い方は、椀トラップ型も変わりありません。

正しい掃除の方法で常に清潔に保てるようにしたいものです。掃除に際しては、衛生面の配慮としてゴム手袋をするようにしましょう。スポンジと古い歯ブラシも用意してください。

まず、排水口のカバーを外し、カバーの下にあるヘアキャッチャーのつまみを持ちながら回して取り外します。髪の毛や汚れはティッシュで絡め取ってしまいましょう。せっかく取り除いたゴミを流してしまっては、つまりの原因となってしまうので、流さないようすぐに処分しましょう。

大まかな汚れを取り除いたら、排水口から熱めのお湯を一気に流し込みましょう。効果的なお手入れが期待できます。石鹸カスなど溜まっている汚れの中には、熱湯によってある程度溶けて汚れが落としやすくなる場合があるからです。熱湯も定期的にお手入れに使うようにすると効果が実感できると思います。

ヘアキャッチャーは古い歯ブラシを使って、目に詰まった細かな汚れをしっかりとこすり落とします。汚れがひどい場合には中性洗剤を一緒に使って洗うとよりキレイになります。封水筒もスポンジと中性洗剤でキレイに洗いましょう。スポンジでは洗いにくい箇所は歯ブラシを使うと、汚れが落としやすくなります。

それぞれの掃除が完了したら、逆の手順で部品を元に戻します。いくつかの部品で構成されている排水トラップは、汚れも溜まりやすく、髪の毛など絡んで取りづらい場所でもあります。

部品をひとつひとつ取り出して掃除することで、つまりの原因を除去できます。また掃除と同時に部品に破損や不具合がないかも確認して、問題がある場合は交換するなどの対処をしましょう。

まとめ

今回はお風呂場の排水トラップについて見てきました。今まで何気なく掃除をしていた人も多いのではないでしょうか。排水トラップにはとても重要な役割があるのだとおわかりいただけたかと思います。

つまりを回避するためにもこまめな掃除を心がけましょう。排水トラップがないならば、今の状況を改善すべく対処法を検討することをおすすめします。リラックスできる入浴タイムは、健やかな毎日を過ごすためには、欠かすことのできない貴重な時間となるからです。

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