水のコラム
トイレの尿石の正体と掃除の仕方｜頑固な尿石もスッキリ解消！
トイレの尿石は、トイレ掃除で最も厄介な汚れではないでしょうか。尿石は、放っておくと見る見るうちに固着し、落とすことが困難になります。しかし尿石の正体を知り、正しい方法で掃除することとで、頑固な汚れもスッキリ解消できます。この記事では、尿石の正体や、できてしまう原因、効果的な掃除方法について詳しく解説します。
尿石とは？
黄ばんだ汚れとして蓄積する尿石は、トイレ掃除で頭を悩ます原因の一つです。しつこい尿石をそのまま放置してしまうと、取ることが難しくなってしまいます。しかし尿石の正体を知り、尿石ができる原因を理解することで、効果的な掃除方法が見えてきます。ここでは、尿石の正体や尿石のできる原因を詳しく説明していきましょう。
尿石の正体
尿石とは、尿に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分がアンモニアと化学反応を起こして固まったものです。尿が便器の表面で乾燥する過程で、尿に含まれる成分が結晶化し、層になって積み重なっていきます。最初は薄い層のため目立ちにくいですが、そのまま放置すると厚みを増し、茶色く黄ばんだ汚れとして目立つようになります。
尿石ができる原因
尿石ができる主な原因は、以下の3つです。
1.尿ハネを放置している
小便器はもちろん、大便器でも尿ハネは起こります。尿ハネを放置すると、尿の成分が便器の表面で固まり尿石になります。
2.流す水の量が少ない
節水意識が高まる中で、流す水の量を減らす人が増えています。しかし、水量が少ないと尿や汚れが十分に流れず、尿石の原因になってしまいます。
3.掃除の頻度が少ない
小まめに掃除をしていれば、尿石を未然に防ぐことができます。しかし掃除の頻度が少ないと、尿石が徐々に蓄積していきます。
尿石を防ぐためには、この3つの原因に気を付けることが大切です。尿ハネを放置せずにしっかりと水で流し、小まめに掃除をするようにしましょう。それでは、既にできてしまった頑固な尿石は、どのように掃除すれば良いのでしょうか。
尿石ができたトイレの掃除方法
尿石は、放っておくと見る見ると厚みを増し、落とすことが困難になります。しかし、正しい道具と方法で掃除をすれば、頑固な尿石もスッキリきれいに落とすことができます。ここでは、尿石掃除に必要な道具と、効果的な掃除の手順、さらに注意点について説明します。
必要な道具
尿石掃除に必要な道具は、主に以下の通りです。
1.トイレブラシ
尿石をこすり落とすためのブラシです。硬めのものを選びましょう。
2.スポンジ
便器の隅などの細かい部分を掃除するのに便利です。
3.ゴム手袋
洗剤から手を保護して衛生的に掃除ができます。
4.掃除用洗剤
酸性の尿石除去剤やクエン酸などの自然派洗剤を用いて汚れを落とします。
5.古くなった歯ブラシ
便器のネジ部分などの細かい箇所の掃除に使います。
これらの道具を揃えたら、いよいよ尿石掃除を行っていきます。
掃除手順
尿石掃除の基本的な手順は、以下の通りです。
1.トイレの水を流し、便器内を空にする。
2.掃除用洗剤を尿石に吹きかけ、しばらく放置する（5～10分程度）。
3.トイレブラシなどで尿石を力強くこする。隅や溝の部分もスポンジや歯ブラシできれいに磨く。
4.洗剤を十分に洗い流し、ブラシなどの道具もしっかりとすすぐ。
5.乾いた布で便器表面の水気を拭き取る。
頑固な尿石の場合は、この手順を2～3回繰り返すと良いでしょう。また、市販の尿石除去剤の中には、吹きかけた後に長時間放置することで効果を発揮するタイプもあるため、説明書をよく読んで使用してください。
注意点
尿石掃除では、以下の点に注意が必要です。
1.洗剤は換気の良い場所で使う
尿石除去剤などは刺激臭が強いものが多いため、窓を開けるなど十分に換気をしながら使用しましょう。
2.洗剤が目に入らないようにする
洗剤が目に入ると大変危険です。ゴーグルなどを着用し目を保護しましょう。
3.酸性の洗剤と塩素系の洗剤は混ぜない
酸性の洗剤と塩素系の洗剤を混ぜると有毒なガスが発生する恐れがあるため、絶対に混ぜてはいけません。
4トイレブラシは力任せに使わない
強い力でこすってしまうと便器を傷つける可能性があるため、必要以上に強く押し付けないようにしましょう。
正しい方法と注意点を守って掃除をすれば、きっと尿石の悩みからも解放されるはずです。しかし、どうしても尿石が落ちない場合もあるかもしれません。そんなときは、無理をせずにプロの力を借りることが大切です。
尿石がつかないための日常的な対策
このように、一度できてしまった尿石を落とすには多くの労力が必要です。そのため、そもそも尿石が付きにくいトイレ環境を整えておくことが大切です。ここでは、尿石予防のために日頃からできる心掛けについて、3つのポイントをご紹介します。
小まめな水洗い
尿石の原因は、便器に付着した尿が乾燥してミネラル分が結晶化するためです。したがって、尿をしっかりと流し切ることが尿石予防の第一歩となります。
トイレで用を足した後は、必ず十分な量の水で流すようにしましょう。尿ハネにより便器の外側に飛び散った尿は、そのまま放置せずにトイレットペーパーなどで拭き取るのがおすすめです。水を流す際は、便座のふたを閉めることで尿ハネを最小限に抑えることができるでしょう。
男性も座って用を足す
立って用を足す際も尿ハネは発生し、尿石の大きな原因の一つとなります。「座って用を足すのは恥ずかしい」と感じる男性も多いかもしれませんが、尿石予防のためには、座ることをおすすめします。
座ることで、尿ハネを大幅に減らせるだけでなく、尿の飛び散りによる床の汚れも防げます。また、便器内に直接尿が入るため、尿石が付きにくくなるというメリットもあります。衛生面や同じトイレを利用する方のためにも、座って用を足すことは大切なマナーだといえるでしょう。
定期的な掃除
「頑固な尿石は大変だからトイレの掃除は面倒だ」と思う人も多いかもしれません。しかし、日頃から小まめに掃除をしておくことで、尿石を徹底的にこすり落とす必要もなくなるでしょう。
トイレ掃除は、1週間に1回程度を目安に行うのがおすすめです。その際は便器内だけでなく、便座の裏側や便器の外側、床なども丁寧に拭き掃除しましょう。厄介な尿石を防ぐためには、普段から汚れが軽いうちに落としておくことが秘訣です。
尿石掃除に必要な道具が揃う山口県のおすすめホームセンター
尿石掃除に必要な道具を揃えるなら、品揃えが豊富なホームセンターがおすすめです。山口県内には、たくさんのホームセンターがあるため、ここでは特に尿石掃除グッズが充実している5つの店舗を紹介します。
1.DCM 下関店
下関市にあるDCM 下関店は、広い店内にDIY用品から生活雑貨まで幅広い商品を取り揃えています。トイレ掃除コーナーでは、ブラシやスポンジ、洗剤などの尿石掃除に必要なアイテムがずらりと並んでいます。酸性の強力洗剤から、重曹やクエン酸などの自然派洗剤まで選択肢が豊富です。
住所：山口県下関市東大和町2丁目12-12
営業時間：9:00～20:00
アクセス：下関駅から徒歩約11分
2.ホームプラザナフコ 宇部店
ホームプラザナフコ 宇部店は、宇部市の中でも大型の店舗です。特に、資材や工具の品揃えが充実しており、トイレ掃除グッズも数多く揃えています。トイレブラシやスポンジはもちろん、ゴム手袋や使い捨て手袋なども種類が豊富なため、自身のニーズに合ったタイプを選べます。
住所：山口県宇部市居能町2丁目1461-2
営業時間：8:00～19:30
アクセス：居能駅から徒歩約10分
3.ホームプラザナフコ 南岩国店
ホームプラザナフコ 南岩国店は、岩国市を代表する大型ホームセンターです。生活用品からDIY用品まで扱う幅広い品揃えは、トイレ掃除グッズも例外ではありません。特にトイレブラシは、硬さや形状の異なるさまざまなタイプが並んでいるため、目的に合わせて選ぶことができます。
住所：山口県岩国市南岩国町3丁目32-2
営業時間：8:00～20:00
アクセス：南岩国駅から徒歩約20分
4.DCM 宇部店
DCM 宇部店は、宇部市明神町に位置する大型店です。トイレ掃除コーナーには、酸性やアルカリ性などさまざまなタイプの洗剤が揃っています。特に業務用の強力な洗剤は、頑固な汚れにおすすめです。安全のため取り扱いには十分注意が必要ですが、正しく使うことで強力な味方になってくれるでしょう。
住所：山口県宇部市明神町2丁目2-1
営業時間：9:00～19:30
アクセス：宇部岬駅から徒歩約10分
5.ホームプラザナフコ 周南店
ホームプラザナフコ 周南店は、ゆったりとした雰囲気で快適に買い物ができる店舗です。トイレ掃除コーナーでは、スポンジやブラシだけでなく、歯ブラシや金属たわしなど、細部の汚れ掃除に役立つグッズも充実しています。ちょっとしたコツで、便器の隅々まで徹底的に磨けます。
住所：山口県周南市久米1503-1
営業時間：8:00～20:00
アクセス：バス停（鼓ケ浦学園前／防長バス）から徒歩約3分
どうしても取れない尿石は専門業者に依頼しよう
自分で尿石掃除に挑戦したけれど、どうしても落ちない頑固な汚れが残ってしまった場合は、無理に力ずくで落とそうとせず、プロの力を借りるのも賢明な選択です。ここでは、専門業者に依頼すべき状況と、山口県で頼りになる水道修理業者をご紹介します。
専門業者に依頼すべき状況
以下のような場合は、自分で掃除を続けるよりも、専門業者に任せた方が良いでしょう。
1.尿石が厚く固着している
便器の表面に分厚い尿石の層ができてしまっている場合は、市販の洗剤やブラシでは対処が難しいことがあります。無理に削り取ろうとすると、便器を傷つける恐れもあるため注意が必要です。
2.便器の素材が特殊である
一般的な陶器製の便器ではなく、特殊な素材の便器の場合、素人には扱いが難しいことがあります。専門業者ならば、素材に合わせた適切な洗浄方法で尿石を除去してくれます。
3.トイレの配管にも尿石が付いている
便器内だけでなく、配管内部にも尿石が詰まっている可能性があります。その場合は、配管の分解清掃が必要になるため、専門業者に依頼するのが賢明です。
4.掃除をしても尿石が再発する
何度掃除をしても尿石が落ちず、すぐに汚れが蓄積する場合は、根本的な解決が必要です。専門業者は、尿石の発生原因を的確に突き止め、再発防止策を提案してくれます。
山口県の水回りトラブル解決なら「やまぐち水道職人」
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また、作業前の見積もりは無料で、料金体系も明確に提示してくれます。作業には、保証期間が3年間付いているため、初期不良やトラブルが再発してしまった場合も安心です。ただし、商品の保証期間については商品の保証書に従っているため、注意しましょう。
しつこい尿石の除去でお困りの際は、ぜひ「やまぐち水道職人」にご相談ください。きっとプロの技術できれいなトイレがよみがえるでしょう。
まとめ
尿石は、放っておくと厚く固い層になり、落とすのが困難になります。しかし、正しい道具と方法で掃除をすることで、頑固な尿石も撃退することができます。日頃から、小まめな水洗いを心掛け、定期的な掃除を行うことが大切です。市販の尿石落としや、重曹、クエン酸などを使えば自力でもかなりの汚れを落とすことができるでしょう。
一方、どうしても落ちない尿石もあります。そんなときは、プロの力を借りるのも賢明な選択肢です。山口県にお住まいの方は、ぜひ「やまぐち水道職人」にご相談ください。プロの技術と専用の道具を使い、しつこい尿石もきれいに除去してくれるでしょう。
山口のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「やまぐち水道職人（山口水道職人）」
