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水のコラム

トイレタンクの水が止まらない!原因と自分でできる対処法を解説

2025年12月19日 トイレ

「トイレを流した後、タンクの水がいつまでも止まらない」「手洗い管からチョロチョロと水が出続ける」といった症状は、タンク内部の部品が劣化したり、正しく動作しなくなったりすることで発生します。放置すると水道料金の高騰や床への浸水被害につながるため、原因を把握して早めに対処することが大切です。

トイレタンクの水が止まらない原因

トイレタンクの水が止まらない場合、そのほとんどはタンク内部にある部品の不具合が原因です。経年劣化によってパッキンや給水装置が傷むと、本来の機能を果たせなくなり、水が出続けてしまいます。症状によって疑うべき部品が異なるため、まずは代表的な原因を理解しておきましょう。

ボールタップや浮き球の故障

タンク上部の手洗い管から水が出続けたり、便器内に水が流れ続けたりする場合は、ボールタップや浮き球の故障が疑われます。

ボールタップとは、浮き球の上下動によって給水を制御する部品です。タンク内の水位が下がると浮き球も下がり、連動してボールタップが開いて給水が始まります。水位が上がれば浮き球も上昇し、ボールタップが閉じて給水が止まる仕組みです。

しかし、劣化によってボールタップ内部のパッキンが摩耗したり、浮き球に亀裂が入って浮力を失ったりすると、水を止める機能がうまく働かなくなってタンクが満水になっても給水が止まりません。その結果、余分な水がオーバーフロー管を通じて便器へ流れ続けることになります。

また、浮き球とボールタップをつなぐ鎖が絡まって動きを妨げているケースもあります。手洗い金具と接続するゴムパッキンの劣化やナットのゆるみが原因で、手洗い管から水が漏れ続けることもあるため、複数の箇所を確認する必要があります。

フロートバルブの劣化・異物詰まり

タンク内から常にチョロチョロと給水音が聞こえる場合は、フロートバルブの不具合が考えられます。

フロートバルブはタンク底部にあるゴム製の排水弁で、タンクと便器の間をふさぐ役割を担っています。レバーを回すと鎖に引っ張られてフロートバルブが持ち上がり、タンク内の水が便器へ流れます。手を離すとバルブが元の位置に戻り、排水口をふさいで水をためる仕組みです。

ところが、フロートバルブは常に水に浸かっているため劣化しやすく、数年で硬化したり変形したりします。劣化によって隙間ができると、常に少量の水が便器へ漏れ出し、その分だけタンクへの給水が止まらなくなります。

フロートバルブの下に砂や錆などの異物が挟まっている場合も同様の症状が起きます。異物が弁の密閉を妨げることで水漏れが発生するため、まずはゴミの有無を確認することが重要です。

レバーとフロートバルブをつなぐ鎖が絡まっていたり、長さが合っていなかったりする場合も、弁が完全に閉まらず水が流れ続ける原因となります。

タンクレストイレは電磁弁や基板の故障

近年普及しているタンクレストイレでも、水が止まらない不具合は起こりえます。ただし、タンク式とは原因が大きく異なります。

タンクレストイレは電気で水の流れを制御しているため、内部の電磁弁や電子基板が故障すると給水が止まらなくなることがあります。部品の劣化や誤作動によって正常な信号が送られなくなると、本来閉じるべきタイミングで弁が閉まらないためです。

タンクレストイレはメーカーによって構造が異なり、ユーザーによる分解修理が禁止されているケースがほとんどです。内部に触れると感電やショートの危険があるほか、保証が無効になる可能性もあります。

応急処置として電源プラグを抜き、数分待ってから再度差し込むとエラーが解消して水が止まることがあります。それでも改善しない場合は、専門業者への依頼が必要です。

自分でできる応急処置と修理の手順

水が止まらない状態を放置すると、水道料金の高騰や床への浸水といった二次被害を招きます。少量の水漏れでも一日中続けば大量の水を無駄にすることになるため、まずは応急処置で被害を食い止めることが大切です。

止水栓を閉めてタンク内を確認する

最初にやるべきことは、トイレへの給水を止めることです。止水栓はトイレタンクにつながる配管の途中にあり、一般的には便器の側面か、壁や床の近くに設置されています。マイナスドライバーやハンドルで時計回りに回すと水の供給が止まります。

長年動かしていない止水栓は錆などで固着していることがあります。無理に力を入れると配管が破損して大量の水が噴き出す恐れがあるため、動かない場合は家全体の元栓を閉めて対応しましょう。

給水を止めたら、タンクの蓋を静かに外して内部を確認します。陶器製の蓋は重く衝撃に弱いため、落とさないよう慎重に扱ってください。機種によっては手洗い管とホースでつながっているものがあり、その場合はナットやバンドを外してから蓋を持ち上げます。

タンク内を見たら、水位がどの位置にあるかを確認します。多くのタンクには基準となる水位線が記されており、この線より水位が高いか低いかで原因が異なります。水位が高ければ給水側(ボールタップ)の異常、水位が低く常に給水音がしていれば排水側(フロートバルブ)の異常が疑われます。

水位が高いときはボールタップを調整・交換する

水位が基準線より高い場合は、ボールタップや浮き球に問題がある可能性が高いです。

まずは浮き球の位置を調整してみましょう。浮き球に取り付けられた金属製のアームを軽く下向きに曲げると、水位が下がる方向に調整できます。これで水位が適正な位置に収まれば応急処置は完了です。

調整しても改善しない場合は、ボールタップ本体やパッキン、浮き球の交換が必要です。交換部品はホームセンターで購入でき、特殊な工具がなくても作業できます。

交換の手順は次のとおりです。まず止水栓を閉めた状態でレバーを回し、タンク内の水を空にします。次にタンク内部でボールタップに接続されている給水管や補助ホースを外します。浮き球とボールタップをつなぐナットを外し、古い部品を取り出して新しいものと交換します。最後にホース類を元どおり取り付け、止水栓を開けて動作を確認します。

交換後は水位が適正かどうかを再確認し、必要に応じてアームの角度で微調整を行ってください。

水位が低いときはフロートバルブを確認・交換する

水位が基準線より低く、常に給水音がしている場合は、フロートバルブの不具合が原因と考えられます。

最初にフロートバルブの下にゴミや異物が挟まっていないか確認します。砂や錆などが弁の隙間に入り込んでいると、完全に閉まらず水が漏れ続けます。異物があれば取り除き、弁がしっかり密閉されるか確認しましょう。

異物がなくても症状が改善しない場合は、ゴム部品の劣化が進んでいるため交換が必要です。交換用のフロートバルブはトイレのメーカーや型番に適合するものを選んでください。

交換手順は次のとおりです。まず止水栓を閉めてタンク内の水をすべて流し、空の状態にします。次にレバーとフロートバルブをつなぐ鎖を外し、古いバルブを取り外して新しいものと付け替えます。鎖の長さを調整し、適切なたるみ具合に設定します。鎖が短すぎると弁が浮いて水漏れの原因となり、長すぎるとレバーを回しても弁が十分に開きませんので注意しましょう。最後に止水栓を開けてタンクに水をため、漏れがないか確認します。

作業時の注意点とやってはいけないこと

自分で修理を行う際には、いくつかの注意点を守る必要があります。

タンクの蓋は陶器製で非常に重く、落とすと割れてしまいます。一人での作業が難しい場合は二人以上で行い、蓋を支える人とナットを外す人に役割を分けると安全です。

錆びついた止水栓を力任せに回すのは厳禁です。無理な力を加えると配管が破損し、大量の水が噴き出す事故につながります。動かない場合は無理をせず、家全体の元栓で対応してください。

部品を交換する際は、必ずトイレのメーカーや型番に適合したものを選びます。フロートバルブやボールタップにはサイズや形状の違いがあり、合わない部品を取り付けても正常に機能しません。古い部品を持参してホームセンターの店員に相談するか、取扱説明書で適合品番を確認すると確実です。

作業中に原因が特定できない、分解に手こずるといった場合は、深追いせず中断する判断も大切です。誤った組み立てで症状を悪化させる可能性があるため、無理だと感じたら水を止めたまま専門業者に引き継ぎましょう。

修理部品が買える山口県内のホームセンター

トイレ修理に必要な部品や工具は、山口県内の大型ホームセンターで購入できます。ボールタップやフロートバルブ、パッキン類など、一般的な補修部品は多くの店舗で取り扱っています。

DCM下関店

住所:山口県下関市東大和町2丁目12-12

営業時間:9:00〜20:00

DIY用品やエクステリア商品が充実した大型店です。店内には100円ショップコーナーも併設されており、ちょっとした小物も一緒に揃えられます。

ホームプラザナフコ宇部店

住所:山口県宇部市居能町2丁目1461-2

営業時間:8:00〜19:30

リニューアルオープン後、資材関連の在庫がさらに充実しています。新築やリフォーム用の資材から家具、家電、ガーデン用品まで幅広く取り扱っており、トイレの補修部品も見つけやすい店舗です。

DCM山口店

住所:山口県山口市三和町12-23

営業時間:9:30〜19:30

湯田温泉駅から徒歩圏内とアクセスが良好で、品揃えが非常に豊富な大型店です。木材カットなどの加工サービスにも対応しており、本格的なDIYにも適しています。

ホームプラザナフコ南岩国店

住所:山口県岩国市南岩国町3-32-2

営業時間:8:00〜20:00

広い駐車場を備え、車でのアクセスに便利な店舗です。日用品からDIY資材、園芸用品まで品揃えが豊富で、スタッフの対応が親切と評判があります。

無理せず業者に依頼すべきケース

自分で対処できる範囲には限界があります。症状によっては専門的な技術や工具が必要となるため、以下のようなケースでは無理をせず業者への依頼を検討してください。

オーバーフロー管の破損や床下配管の不具合

オーバーフロー管(サイフォン管)が折れたり破損したりしている場合は、タンクを丸ごと取り外す必要があります。陶器製のタンクは重量があり、取り外しと再設置には技術と経験が求められます。無理に作業を進めるとタンクや配管を破損させる恐れがあるため、専門業者に任せるのが賢明です。

床下や屋外の配管から水漏れしている場合も、個人での対応は困難です。埋設された配管の修理には専門の工具や重機が必要になることがあり、施工不良があれば再漏水や衛生面の問題を引き起こしかねません。配管からの水漏れが疑われる場合は、速やかにプロへ連絡してください。

タンクレストイレや原因不明の故障

タンクレストイレや温水洗浄便座一体型の製品は、メーカーが分解修理を禁止しているケースがほとんどです。電気で制御されている部品に触れると感電やショートの危険があり、保証が無効になる可能性もあります。

また、部品を交換しても症状が改善しない、どこに原因があるのか特定できないといった場合も、プロの診断を仰いだほうが結果的に近道です。手探りで修理を続けるより、確実な技術を持つ業者に任せることで、時間と費用の両方を節約できます。

DIYに自信がない方や、トイレ修理の経験がない方も、最初から業者への依頼を選択肢に入れておくと安心です。トイレ内部は細かな部品が多く複雑な構造をしているため、取り付けを間違えると正常に動作しなくなる恐れがあります。

山口県のトイレ修理は「やまぐち水道職人」へ

山口県内でトイレの水が止まらないトラブルにお困りの際は、やまぐち水道職人にご相談ください。山口市を拠点に、下関市、宇部市、岩国市、周南市、防府市など県内全域からのご依頼に対応しています。

やまぐち水道職人は水道局指定工事店として認可を受けた専門業者です。24時間365日、年末年始やお盆も含めていつでも電話受付を行っており、ご連絡から最短30分〜1時間程度で現場に駆けつけます。

現地でトラブル箇所を点検した後、作業内容と料金をわかりやすくご説明し、お見積もりをご提示します。ご納得いただいてから作業を開始するため、後から想定外の費用を請求される心配はありません。また、見積もりやキャンセルに料金はかかりません。

お支払いは現金のほか、各種クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、QRコード決済など多様な方法からお選びいただけます。急なトラブルで手持ちがない場合でも安心してご依頼ください。作業には最長3年間の保証が付いており、万一不具合が再発した場合も迅速に対応いたします。(※商品に関しては各メーカーの保証規定に準ずるものといたします。)

山口のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「やまぐち水道職人(山口水道職人)」

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